エボラ出血熱関連

2014年1月22日水曜日

ノロウイルスには二酸化塩素が役立ちます

ノロウイルス等の感染症対策は、先ずこま目に手洗い&うがいを行うことです。
こま目に手洗いうがいを行うことで、感染経路の遮断効果を狙います。
ところで、感染者の便や嘔吐物には数億単位のウィルスが存在し、誤った方法の除去掃除を行えば、それはむしろウィルスを拡散させることにつながってしまいます。誤った方法の除去掃除とは、拭き掃除の際にアルコールを用いたり、逆性石鹸を用いる等の普通の掃除を言います。アルコールや逆性石鹸ではノロウイルスは死滅しません。
拭きとった雑巾やペーパー類をそのままにすれば、それが乾燥した際に空気に乗ってヒトの呼吸器系にノロウイルスが侵入するチャンスを与えてしまいます
特に食品工場では、ヒトが口にするものを大量に生産しているがゆえに、特別対策を講じなければなりません。無策ゆえの一企業の存亡問題に発展する問題になり得ます。
ノロウイルスは、塩素系の薬剤の暴露で死滅します。次亜塩素酸ナトリウムでも可能ですが、液体の状態(水溶液)でしか効果はありませんし、それ自体刺激性の高いものです。少量でもフリーラジカルの効果で液体でも気体でも効果が得られる二酸化塩素が最も適した薬剤になります。