エボラ出血熱関連

2014年10月24日金曜日

エボラ・インフルエンザ、期待される二酸化塩素│フリーラジカル(活性酸素)の底力

ここ数週間、二酸化塩素はエボラウィルスに対抗できるのか?という質問を頻繁に受けます。
繰り返しここに掲げます。
エボラウィルスは、エンベロープを持つウイルスであることが知られています。
これは、アルコールや界面活性作用のある石鹸で除染可能です。ウイルス表層の脂質膜をこれらが木っ端微塵に破壊します。
エンベロープ(脂質幕)を破壊されたウイルスは、遺伝子情報(RNAを)もだだ漏れとなって、宿主内にあっても増殖力を失います。
これからの季節で課題となるノロウィルスは、アルコールや界面活性作用のある石鹸だけでは効果がありません。
ノロウィルスは、エンベロープを持たないウイルスとして知られています。
エンベロープを持たないウイルス、これらはヌクレオカプシドというタンパク質を変異させた遺伝子情報(RNA等)を抱えた”堅牢な”ウイルスに属します。
これらはアルコールによる分解・不活化は出来ませんが、二酸化塩素による電子的作用(活性酸素)によるものであれば、容易に分解不活化可能です。
言わずもがな、エボラウィルスには、二酸化塩素が有効であることに、多言は要しません。